2003年7月15日(走行距離276.9km)
自宅(11:00発)〜バイク屋(12:25発)〜矢板IC〜那須SA(13:10着)〜松川PA(14:25着)〜菅生SA(15:35着)〜仙台南IC(16:10着)〜仙台南部道路〜仙台港北IC〜仙台フェリーターミナル(17:15着)
今回職場の仲間の「DS11氏」と北海道ツーリングに行くことになった。
何故か同じ職場の「すかぶー400氏」、「V-MAX氏」が仙台港まで見送りに来ることに・・・奇特な方達だと思ったが数時間後理由が判明することに!

12:30分行きつけのバイク屋に集合だが、私と「V−MAX氏」は昼食も兼ねて早めに行くことに。そこにオイル交換に来た「DS11氏」が合流し3人で昼食に行く。
予定より5分早く「すかぶー400氏」が現れ、いざ出発!

時間に余裕があるのでまめに休憩を入れながら仙台に向かう。

東北自動車道松川PAにて
左、同行者「DS11氏」
中央、お見送り部隊「すかぶー400氏」
右、お見送り部隊「V-MAX氏」
菅生SAにて
この後お約束の事件が起きることに!!!
「V−MAX氏」がお約束?の通行券を紛失!
法定速度+αの風に耐え切れずウエストバックから飛んでいってしまったようだ。
ソロツーではなかったので皆が証人になり事なきを得た。以前の乗鞍ツーリング時には「DS11氏」が「途中のSAに荷物を忘れる事件」を含め職場の仲間のツーリングでは何かしらのハプニングが!
今回往路に乗船する太平洋フェリーの「いしかり」
フェリーオブザイヤー(たぶんこんな賞?)に何年も輝く豪華フェリー。
夏休み前の時期でもありバイクも少なかった。また、料金も閑散期なので、リッチに「特等」で行くことに!
ここで紙テープを投げ、お見送り部隊とお別れと思ったが、出港まで待たずに宿泊先の仙台に向け出発してしまった。
国分町が「はよ来い」と呼んでいたらしい・・・まあ、理由はともあれ嬉しかったです(^^ゞ
二人は翌日牡鹿半島方面にツーリングに行ったそうだが、帰りに東北道が事故で通行止になり延々国道4号線を南下し帰宅したのが午前様だったそうだ。
ご愁傷様・・・違った、お疲れ様でしたm(__)m
「いしかり」内部。
初めての特等はさすがに良かった。ちょっとしたホテルですね〜。部屋にバス・トイレ・TV付!
このフェリーは売店や自販機の飲み物はちゃんと定価販売であった。ボッタクリ料金で無いのも良いですね〜。
久しぶりに乗船したのですがレストランがビュッフェスタイルに!安心して沢山食べられました(●^o^●)

本州に別れを告げ、いざ北海道に!!!


2003年7月16日(走行距離256.5km)
苫小牧フェリーターミナル(11:00発)〜沼ノ端西IC〜岩見沢SA(12:15着)〜深川IC〜美瑛駅(15:00着)〜パッチワークの丘(16:40発)〜旭川(17:15着)
苫小牧港から一路美瑛に向かう。
一般道に下りるとすれ違うバイクも増えて今回初の「ピースサイン」を交わす。「北海道に来たんだな〜」って改めて実感!

途中ネズミ捕りや覆面に遭遇するが、レーダー探知機(TANAX VZ−400)のおかげで事なきを得る。使用しているレーダー探知機が優れもので、本体はヘッドライトの下に装着(防水仕様)し、音はセパレートレシーバーをヘルメット内に仕込むので配線も無く外見では分からないシンプル設計。今回は幾度も助けられ充分元は取りました(^。^)y-.。o○

美瑛は北海道ツーリング時には必ず寄る私のお気に入りスポットであり今回も行くことに。
美瑛駅前の情報館で分かり難い地図を貰い、マイルドセブンの丘に向かう。なぜかここだけ霧雨に降られる。前回来た時には砂利道だったのが舗装路に!観光化の影響でしょうか?

天気が良ければ・・・

写真は「マイルドセブンの丘」
丘を越えて「ケンとメリーの木」に向かう。
5分ほどの距離なのに天気は曇り、路面もドライです。

しかし、天気が良ければ・・・
次に「親子の木」に向かう。
誰が名付けたのか上手い命名ですね。

この後「セブンスターの木」にも向かうが観光バスが大挙し人も多いので写真はパス。
時間も遅くなってきたので、涙を飲んで「美馬牛」はパスしました。また、地図には「パフィーの木」なるものが・・・なんかのCMに使用したのでしょうか?
気になりつつも旭川に向かう。

まったく、天気が・・・(しつこい!)m(__)m

雨上がりの旭川に到着。今日の宿は職場が会員になっている某チェーン系ホテルに。
1泊3500円也。バイクは屋根付!シャッター付!守衛付!の車庫に置かせて貰う(倉庫?)
2003年7月17日(走行距離311.9km)
旭川(8:00発)〜旭川鷹栖IC〜和寒IC〜標津〜苫前(11:00着)〜道の駅富士見(12:10着13:00発)〜オロロンライン道道106号線〜稚内〜宗谷岬(16:10着)
目覚めてすぐ窓から外を見るが昨晩雨が降ったようで路面が濡れていた。天気は曇りである。

街中を走ってもつまらないので、高速道路でパスする・・・が、小雨が降ってきたので仕方なくカッパを着込みタイムロス。

標津より国道239号線で西に向かう。この道はツーリングマップルでも高速ロングワインディングロードと紹介されているが、まさにそのとおりで、交通量も少なく快調に飛ばせる。あまりに面白かったので止まらず写真を撮るのを忘れてしまった(>_<)
また、マップルには添牛内〜苫前まで約50kmGS無しとのこと、残量に不安があったので添牛内で入れることに・・・ところが!地図にあるところには「昔あったよ」的な今は無き跡が・・・士別まで戻るのも悔しいので行っちゃうことに!やっぱソロだと不安で戻ったと思うが仲間が居る強みですね。

霧立峠を越えると雨もやみドライ路面になり、西の空は明るく希望(願望?)が出てきたので快調に飛ばす。
途中キタキツネに遭遇!しながらも無事苫前に到着し、日頃の良い行いのお蔭で?晴天の海沿いを北上。

写真は「道の駅富士見」からの景色。
いよいよ今回の北海道ツーリングのメイン!「オロロンライン」へ!
天塩で国道232号線に別れを告げ道道106号線に入る。入口が分かり難かったが、迷うことなく私を呼んでいる方向へ向かい天塩川を渡るとそこはあこがれの風景だった。
交通量も少なく、ま〜っすぐに伸びた道は制限速度なんて・・・と思いつつも如何にもやっていそう?なので、法定速度+ちょっぴりαで景色を見ながらのんびり走る。
途中札幌ナンバーのレンタカーに抜かれるが、少し先で覆面に御用に!ざまあ見ろ!とは決して思わず心の中で合掌して通り過ぎる。
休憩しているとさっきの覆面が通り過ぎて行く。気をつけなくちゃ!巨大な風車まで行くと、またさっきの覆面に遭遇する。左の写真を良〜く見ると覆面と御用になった車が写っていたりします・・・合掌(;一_一)
良〜く見ても分からなければ左の写真をクリックすると
(-。-)y-゜゜゜
天気は良いのだが、利尻には雲がかかっていて利尻富士の頂上付近しか見えない。

サロベツ原野ではエゾ鹿にも遭遇!日光で鹿は見慣れているのだがちょっと感動(*^_^*)
北緯45°のモニュメント前で撮影。
Nのポーズで撮れば良かったと後悔・・・ん、どんな格好?
電柱など景観に邪魔なものが無い原野の中を道が延々続く。
あ〜来て良かった!!!

夕方には夕日に映える利尻富士を見ながらの走行で、感動して涙が出たと言う話を聞くが本当だろうな〜。次回は「夕日のオロロンを!」と心に誓う。

あまりに交通量が少ないので「DS11氏」に道路の真中から走行中の写真を撮ってもらいました(^^ゞ
後ろ髪をおもいっきり引かれながら、宗谷岬に向かう。途中稚内のホクレンで「最北端稚内」と書いてあるステッカーが貼ってある旗を貰う。
ホクレンの旗は毎回貰うが私的には97年に貰ったリアル動物シリーズの熊がお気に入りである。今年のはちょっと私好みでは・・・

宗谷岬の少し手前から霧が・・・この辺ではよくあるそうだ。
宗谷岬に到着すると夕方なのに観光バスが大挙しているし霧のため翌日早朝にまた来ることにして宿泊先のペンションへ。
ペンションで美味しい海の幸に舌鼓を打っていると、宿の方から夜間最北端の碑がライトアップされているとの情報が!
食後歩いて2分の最北端の碑まで向かう。めちゃ寒く一気に酔いが醒める。
人気も無く幻想的な雰囲気で、灯台からの「ボー」っていう音とも相まって「最北端に来た!」っていう実感が湧いてくる。

写真を撮るが寒くて手が震えてうまく撮れませんでした。m(__)m
2003年7月18日(走行距離386.7km)
宗谷岬宿(7:05発)〜最北端の碑(7:25発)〜クッチャロ湖(8:30着9:00発)〜道の駅びふか(10:35着)〜標津そば処天塩(11:50着12:25発)〜和寒IC〜砂川SA(14:15着14:40発)〜札幌IC〜札幌ホテル(16:00着)
6時に起床し青空を期待し窓の外を見る。昨日に引続き霧だった。残念(>_<)

6時30分に朝食を食べ7時に出発。目と鼻の先の最北端の碑に向かう。さすがに早い時間だけあって人はまばらであり、バイクを横付けして写真を撮る。相変わらず寒いので防寒着代わりにカッパを着て出発。
天気が良ければ宗谷丘陵による予定だったが、霧のためパスし国道238号線を南下してクッチャロ湖に向かう。
相変わらず曇り。
白鳥の季節なら良いのでしょうが、白鳥はもちろん他の水鳥も見られなかった。でも、しっかり観光バスは来ている。

ここから国道275号線に入る。内陸に向かうにつれ天気も良くなる。この国道は大型車が多くペースも上がらないので、途中から道道120・647号線を通るがこれが当たりで、交通量も少なく(3台程度しかすれ違わない)気持ちの良い道だった。(動画3.1MB
国道275号線に戻るが先程とは違い大型車はもちろん交通量も少ない。なぜ?
牧歌的雰囲気の道で気持ちが良い。天気も良く快調なペースで南下する。国道40号線に入ると交通量も増えてペースが落ちるが、予想よりも早いペースなので流れに乗り走る。

名寄バイパスは道央自動車道が繋がるまで暫定的に無料だそうだ。道は高速道路そのものなので快適だが、やはり制限速度は60kmであった。料金を徴収するようになれば70〜100kmになるのかな?なんて考えながらの走行。

標津で蕎麦を食べ和寒から一気に高速道路で札幌に向かう。
さすがに札幌は大都市で札幌ICからホテルまで30分も所要した。しかも、ホテルに入るのに右折しなければならなかったが、ずっと右折禁止で仕方なく左折を繰り返してやっとの思いでホテルに到着する。左折(右?)のみで目的地に行くTV「『ぷっ』すま」のコーナーを思い出し結構大変なんだな〜と妙に感心する(苦笑)

ホテルは豊平川沿いで、夜豊平川の花火大会があるとのこと、ちょっと期待したが部屋からは見えませんでした(>_<)
花火そっちのけで「うおや一丁」というチェーン系の居酒屋に行く。北海道の居酒屋はチェーン系でも魚が美味い! <゜)))彡


2003年7月19日(走行距離216.2km)
札幌(9:00発)〜道の駅望羊中山(10:00着)〜洞爺湖(11:25着)〜道の駅そうべつサムズ(12:40発)〜支笏湖(13:45着)〜休暇村支笏湖(15:30発)〜苫小牧フェリーターミナル(16:10着)
いよいよ短い北海道ツーも最終日に!
天気も晴天。

以前来た時には「苔の洞門」「支笏湖」「温泉でのんびり」で終わったが、今回は「苔の洞門」が閉鎖中なのと「DS11氏」の初北海道ツーなので、まじめに走ることに・・・「その割には9時出発っておそいんじゃないの?」との突っ込みがありそうですが(^_^;)

札幌から国道230号線で羊蹄山方面に向かう。交通量も多くペースが上がらない!途中「道の駅望羊中山」に寄るが混んでいるので早々に出発する。羊蹄山が良く見えるらしいが、雲がかかっており山頂付近しか見えない。不安を感じながら喜茂別まで行くが相変わらずの雲・・・ここで気が変わり当初の予定に無かった支笏湖も行くことにして一路洞爺湖へ向かう。

洞爺湖湖畔の道道132号線を走るがほとんど湖が見えなかった。結局最南端まで行ってやっと見えた。有珠山から噴煙も見えている。
曇りで景色も良くないので早々に支笏湖に行くことにした。
途中「道の駅そうべつサムズ」より程近い食堂で早めの昼食をすることにした。お薦めメニューには「ジンギスカン」の文字が・・・当初は羊蹄山の麓の京極で「ジンギスカン」を食べる予定だったので食べることに。
出てきたものは冷凍肉を薄くスライスしたものを焼肉のタレにつけて食べるだけで「ただの羊の焼肉じゃん」って心の中で思った。北海道最後の食事はハズレだった(>_<)

食後国道453号線で支笏湖に向かうが、非常に道路工事が多い!ちょっと飛ばしては止まりの繰り返しでフラストレーションが溜まり爆走モードに!と思ったとたんネズミ捕りが!
グッと抑えて控えめに爆走する?(-。-)y-゜゜゜

支笏湖は曇っていたので船には乗らずに新しくなった「ビジターセンター」に行く。館内ではビデオの上映や展示物をゆっくり見学する。

まだ乗船までには時間があるので温泉に行くことにした。伊藤温泉が良いとも思ったのだが、湖の対面なので近場の「休暇村支笏湖」で入浴する。

入浴後、後ろ髪を引かれながら(今回は良く引かれたので帰宅までに坊主になるかと思った)苫小牧に向かう。

フェリーターミナルに到着すると沢山のバイクが!「帰りは多いんだな〜」なんて思っていると、ほとんどが「大洗行き」のフェリーの乗船を待っているバイクであった。

復路の船は「きそ」で往路の「いしかり」に比べると古く室内もあまり良くない。帰宅を1日遅らせれば「いしかり」だったのだが・・・しかも夏季料金になっており料金も格段に高い(>_<)

出港前に船内で食事を済ませ、デッキに出て感慨深く苫小牧の街の灯を眺め、吉田拓郎の「洛陽」をつい口ずさむ。心の中で「来年も来るぞ!」と叫び船内に戻る。
天候のせいか?船のせいか?往路よりかなり揺れる。これじゃ寝られん!と思いつつも10時前には夢の中・・・(-_-)zzz
2003年7月20日(走行距離279.9km)
仙台フェリーターミナル(9:20発)〜仙台東IC〜仙台南部道路〜仙台南IC〜国見SA(10:25着)〜福島松川PA(11:05着)〜阿武隈PA(11:50着12:30発)〜矢板PA(13:00着)〜矢板IC〜バイク屋(13:40着)〜自宅(14:30着)
仙台に到着すると雨が降っていた。カッパを着て下船する。ここで同行者の「DS11氏」は思い出の地「松島」に行くと言うので別れる。私は雨も降っているので寄り道はやめて直帰することにした。

雨のため国見SAで給油のみ行い南下する。ツーリング期間中本格的に降られなかったのがラッキーなのか?はたまた最終日に降られたのはアンラッキーなのか?
などと思っていたら、福島西ICを過ぎたところで雨は止んだ。福島松川PAでトイレ休憩をして一応カッパを着たまま出発。
しばらく走るが対向するバイクはカッパを着ていないようなので、阿武隈PAに入りカッパを脱ぎ昼食を食べる。

後は帰宅するだけだが、ここは気を緩めずに矢板PAで一休みする。なんとか雨は落ちてこなかったのでバイク屋に寄り、土産を渡して少々土産話もする。雲行きが怪しくなってきたので自宅に向けて出発・・・ところが1kmも走らないうちに大粒の雨が(>_<)
しかたなくカッパを着込む。
日光市内に入ると渋滞していたが勝手知ったる地元!裏道を使いながら無事帰宅!

今年が最後なんて行く前は思っていたが、来年も行くぞほっかいど〜!


掲載しなかったおまけの写真はこちら

総走行距離1,728.1km